トップメッセージTOP MESSAGE

美味しいものをつくる。
毎日の笑顔をつくる。
共感をつくる。
社会から必要とされる
企業であり続けたい。
代表取締役 金子 義和

「よしや」とは

1960年に町のお肉屋さんとして創業し、その後卸売りや食肉加工などの事業を拡大、時代の変化や市場の変遷に合わせて常に変化を続けてきました。コロナ禍ではテイクアウト事業への参入、2022年にはオリジナルブランド「肉のよしや」を立ち上げることで、さらなる成長を遂げました。

私たちは、常に「本当に美味しいもの(お肉)」を追求し、提供することを信念としています。そのために日々努力し、お客様の笑顔をつくり出し、社会にとって必要不可欠な存在であり続けることを目指しています。
これからさらに変化が予想される市場や顧客のニーズに柔軟に対応し、高品質で安全な商品とサービスを提供し続けることで、社会からの信頼を築いていきます。

機械ではなく手作業で行う意義

当社では、一部の工程は機械化されていますが、多くの作業は手作業で行っています。機械を使えば肉を統一的な規格に揃えることができますが、当社ではそのような統一を求めません。なぜなら、お肉は同じ動物や部位でも個体差があり、硬さや重さ、筋肉の状態、脂肪の量などが異なるからです。
私たちはお肉の状態を見極め、最適な商品に加工し、適切な販売先に提供しています。例えば、少し硬いお肉は薄切りにして柔らかさを引き立てた商品にし、柔らかいお肉は高齢者施設や保育施設に販売しています。
これら手作業だからこそわかる、できることが私たちが社会から必要とされる存在意義であり強みの一つです。

人口減少とSDGs、
冷凍技術発展から当社のポジションを考える

日本では2011年以降、人口減少が進み、その減少幅も年々広がっています。これにより、食肉を含む食品の消費量も減少すると予測されます。また、食糧廃棄・食品ロス削減(SDGs)の取り組みや冷凍技術の発展により、スーパーや飲食店では精肉の需要減少が想定されます。この状況下で、地方の中小食肉加工会社が衰退する可能性がありますが、当社は逆の考えを持っています。

冷凍技術は美味しい状態で食品を保存できますが、まずは肉を美味しい状態にするためには技術と目利きが必要です。したがって、地方の食肉加工会社が今後も重要な役割を果たすと考えています。また、冷凍技術は保存が目的であり、美味しさを引き出すためのものではないため、冷凍しない(できない)本当に美味しく安全な商品の流通には地方の加工会社が重要な役割を果たすと考えています。

今後、大量生産・大量消費から高品質生産・少量消費、特別生産・特別消費への変化が予想されます。この変化に柔軟に対応することで、衰退ではなく発展し、より社会に必要とされる存在となると考えています。

これからの「よしや」

当社は時代とともに変化してきましたがコロナ禍で積極的な採用活動を控えたこともあり、社員の固定化と高年齢化が進んでいます。
長年働いてくれるベテランが多い職場は誇りではありますが、同時に注意が必要とも思っています。
ポジティブな意味でのこだわりがネガティブな独りよがりや頑固などへ変わってしまい視野が狭くなり時代にそぐわなくなってしまう可能性があります。

世の中ではZ世代やα世代という言葉がありますが、その時代にはその時代に即した人材がいます。これからの「よしや」は時代に即した人材を積極的に採用し、時代に合った会社を築いていきます。
もちろん長年尽力いただいたベテラン社員の方々にも変わらずご尽力いただきながら新入社員、次の世代を育てる活動にも積極的に協力していただき、確かな技術を今の時代と融合させ、より一層お客様から必要とされる会社にしていきます。

みなさんにお伝えしたいこと

正直に申し上げると、当社の業務は楽なものはありませんし、特別高額な給与を得られるわけでもありません。
食肉加工という業界は、一般的にはイメージが難しく、憧れというよりは少し遠い感じがするかもしれません。さらに、仕事が社会にどのように貢献しているのか、分かりにくい部分もあるかもしれません。

しかし、食肉加工業界は社会にとって不可欠な存在です。私たちがいなければ、世の中の人々は美味しいお肉を食べることはできません。単純に商品を提供するだけでなく、美味しい食事や幸せなひとときを提供することにも貢献しています。私たちの努力が笑顔や満足感につながり、社会から必要とされる存在であることを誇りに思っています。

私たちは華やかな業界ではありませんし、日常生活で目立つ存在でもありませんが、美味しいものをつくり、人々の生活に笑顔をつくる。社会に必要とされる企業を一緒に築いていきましょう。

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